歴史の里マイスターの会現地研修として、2019年8月31日 春日井市文化財課 浅田博造さんに講義をしていただきました。
春日井市にある味美二子山古墳について、
昭和11年に国の史跡に指定されたため、

1991年に公園整備のため周溝の外側を発掘調査したところ、

味美二子山古墳は、名古屋の味鋺地区とも近く、
そして出土した埴輪は、須恵質で、高温焼成で作られており、

午後からは展示室に場所をかえ、
味美二子山古墳が作られた5世紀末から六世紀前葉は、
春日井市にある下原古窯との関係も興味深いです。
須恵器技術の応用で埴輪の規格が一定で、
轆轤でハケ目調整が行われており、
形も五世紀の埴輪のまっすぐな形から、
実物を見ながら、製作工程を説明してもらいました。