
2月19日、瀬戸市の愛知県陶磁美術館・陶芸館で尾張型円筒埴輪を制作しました。体験学習チームと研修チームの合同企画で、参加したのは21名。
いつもは工作用の粘土で埴輪づくりを教えていますが、この日は陶芸用の粘土を使い、美術館の学芸員の指導で、円筒埴輪の制作に挑戦しました。
制作に先立ち昨年12月、森一美さんが講師を務め、尾張型埴輪の勉強会を開催。技法などを理解していても、実際に作るとなると、工作用粘土と違うこともあり、思い通りにはいきません。
悪戦苦闘の人も。
円筒埴輪は高さ約12センチ、直径は上部で約12センチ。回転台を使い、指や特殊な工具で表面を整え、2時間がかりで仕上げました。美術館の窯で焼きあげてもらい、3月半ばには受け取ることができます。。
参加した皆さんは、古代人の思いを体感しながら、モノづくりに取り組んだ体験を今後の活動に役立たせたいと、話していました。
