はじめまして、さすらいの主婦、轟鉄子です!風まかせの人生、たどり着いたのは古代史の世界!知らなかっただけで、私たちの暮らしのすぐ隣にも、異次元への入り口がぽっかり空いていたんですね!おかげで毎日楽しくやってます♪
せっかくなので私が見つけたお楽しみを皆さんにもお伝えしようと思います!
その前に轟鉄子ってだれよ?と突っ込まれそうですが、追々ここに至った経緯もお話ししますので。
さて私が古代史を考えるときに大事にしているのが、その土地はいったいどんなところなのか、ということです。いろいろ情報はありますが、このコラム「轟鉄子の部屋」では特に「地名」をクローズアップして、地図の見方、読み方を紹介していきます。
今はありがたいことにネットで日本中、小字(こあざ)まで読むことができますよ!(さらに最近私は韓国地図まで遠征しています!)読み慣れてくると言葉の傾向がわかってくるので、地名からこの国の成り立ちが垣間見えてくるのです。
もちろん地名だけで歴史はわかりませんから、使えるものは何でも使います。いろんな人がヒントを残してくれてますからね。一人でできることなんて大したことありません。皆さんもぜひ一緒に考えてくださいね!そして何か発見したら教えてください!

では最初にどこへ行こうかな~♪やっぱりサナキの山かな。そう、猿投山ですね!
サナキって…「鐸」のことです。銅鐸の鐸です。
『古語拾遺』という平安時代初期の書物に「鉄鐸を古語に佐那伎という」とあります。広辞苑では鐸は「鉄製の大きな鈴」。猿投の由来は諸説ありますが、ここではサナキ説を採りましょう。何故ならあちこちにサナキは地名として残っていて、面白い共通性があるからです。
小野神社の鉄鐸のついた鐸鉾(さなぎ鉾)
猿投、讃岐、佐貫、左貫、佐鳴、散吉、散岐、佐那具、佐奈、草薙、奈義…たくさんありますね!共通するのは…
(次回につづく! 不定期ですが「轟鉄子の部屋」シリーズは継続連載します。)