新型コロナ感染症の拡大で、「しだミュー」の閉館が5月10日まで延長されてます(4月8日現在)が、ボランティアの皆さん、いかがお過ごしですか?
この閉館に伴い、古墳ガイドや体験ゾーンなどでの活躍する機会も先送りになってウズウズされている方々も多いのでは? さて私、ボランティアのご縁で古墳公園の緑化管理や古墳の見回り仕事があって毎週3日ほど現地へ通い、花々満開の光景を今、目にしています。ちょっとだけ、近況を写真添えて、お届けします。


春を彩る圧巻のサクラは、「しだミュー」付近の段丘部でも目を楽しませてくれますが、私が心惹かれるのは、この公園の西端にある大久手4号墳です。墳丘の上に何本も枝を張るヤマザクラは訪れる人が少ないだけに、ひっそりとした中、神々しく咲く姿に心惹かれます。花は、白っぽく楚々として大柄です。

名古屋最高峰の東谷山・山頂(標高198、3㍍)にある尾張戸神社古墳付近では、サクラの花期は過ぎつつあるかもしれません。それでも山全体は冬枯れ模様から新緑へと移ろいの中での、春景色でしょう!



一方、この山頂から続く中社古墳。最高部にある祠の脇では、サクラ以前に山を彩ってくれた紅色の椿が相次いで落花‐‐季節のバトンリレーですね。
山頂へ至るルートのうち、フルーツパーク側からのメインルート入り口にある湿地帯では紫色のヤマツツジが陽光に映え、背景のピンク・白色のシデコブシと絶妙な色模様。また、南参道口のシデコブシ群も見事です。
(石原)