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【現地学習】矢田川左岸の古墳を巡る

11月29日日曜日

 

会員向けの現地学習で矢田川左岸の古墳を巡りました。

 

まずは、尾張旭市に許可をもらい、印旛大塚古墳へ

 

5世紀後半に造られたと考えられる直径約16mの円墳。

 

葺石と円筒埴輪、朝顔形埴輪が出土している。

(写真の埴輪はレプリカ)

また、ここには長坂遺跡にあった天狗岩古墳の復元古墳がある。

矢田川の河川敷を歩き、川の流れや周りの風景を確認。

 

古墳時代にも利用された河川の様子を思い浮かべる。

 

長坂遺跡も下から見上げて、古墳が造られた位置を確認し想像する。

標高の高いところに、白山1号墳や天狗岩古墳があったようだ。丘のすそに向かって長坂1号墳から6号墳の位置も想像してみる。

約4キロ歩き、本地大塚古墳へ

 

約30mの帆立貝式前方後円墳と考えられ、2重の周溝が巡ると思われる。

円筒埴輪、つぼ型(朝顔?)、形象埴輪、須恵器が出土している。築造時期は6世紀前半か。

 

そして、いまは滅失している駒前1号墳の跡地へ

 

その丘の頂上まで行くと御嶽信仰の神社がある。

雪をかぶった御嶽山が山々の間から神々しく見える。

猿投山もよく見える。信仰の場所であることもうなずける。