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名前に苦労しそう。

 我が家の庭に鮮やかな赤の彼岸花が咲いた。ほんの1週間前には、背丈15センチほどの茎がこんなにもすくすく伸びるのかと感心させられた。いよいよ秋も一層深まる頃となってきた。

 そんな中、9月28日に新入会員向け講座が開催され、出席した。先輩講師の豊富な知識とユーモアを交えた話に時間の経過を忘れるほどであった。しかし、覚えなければいけないことが多そうであり、身の引き締まる思いである。

 とくに、人の名前であったり、古墳の名前であったり、副葬品の名前であったり、漢字そのものおよびその読みが難しい。例えば、

 

 崇神天皇(すじんてんのう)、行燈山古墳(あんどんやまこふん)、誉田御廟山古墳(こんだごびょうやまこふん)、蓋(きぬがさ)などなど。極め付きは、箸墓古墳の被葬者と言われている

「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」である。このような難しい名前を命名(?)した記紀の編者を恨みたくもなる。

 とは言え、意味のある名前であろうし、長い年月使われた名前である故、覚えるしかない。

 

 さて、「志段味古墳群」では、どんな難しい名前が出てくるのであろうか?「尾張戸神社」を「おわりべじんじゃ」と読むだけで終わればいいのだが・・・・。

 

 冒頭で述べた彼岸花にあやかって、短時間で成長・開花できるように努めたいという意気込みだけはある。

 

2022_09_29(新入会員 原 記)