清々しい青空のもと『弥生こどもの日』が開催されました。大人気の「黒曜石さがし」など、いろんな体験ブースを廻る来館者で賑わいました。「管玉アクセサリーづくり」には71名が体験されました。
管玉は弥生〜古墳時代の玉製品で、主に勾玉と組み合わせてネックレスにしました。
体験は滑石(かっせき)という軟らかい石を紙やすりで削って管玉を作るところから始めます。削り→キズ消し→磨きの3工程を30分以上かけて管玉が出来上がります。アクセサリーパーツを付けて完成です。
体験の感想は
「丸く削るのがむずかしかった」
「キズを消すのがむずかしかった」
「(完成品が)すべすべで気持ちいい」
「(出来上がって)達成感があった」
朝日遺跡にも「玉つくり工房」があり、石を加工する工人(職人)が働いていました。今日の体験も〝職業体験〟と言えるかもしれませんね。古代の工人もきっと、最初はこう思いながら熟練の工人になったでしょうから。
体験は室内でしたが、外に出て撮影させて頂きました。皆さま、素敵な笑顔をありがとうございます。