夏休みの埴輪づくりから1ヶ月余りが経ち、きびしい残暑ながらも、朝は涼しさを感じられるようになりました。午前は勾玉づくり、午後は管玉づくりを開催し、各8名、未就学児から大人まで16名が体験されました。
制作前に歴史の小話をしますが、今回は体験で使用している滑石(かっせき)について、和歌山の石材屋さんで得た知見を紹介しました。
滑石は本来白色ですが、不純物が入ることで色が付きます。どんな模様が出るか、磨いてみるまで分からない所が天然石の面白さですね。
勾玉づくりアンケートでは
「丸くするときに時間がかかって、なかなか丸くならなかった」(小5)
「ていねいにおしえてもらったから(とてもうまくつくれた)」(小2)と直筆で書いてくれましたが、親御さんの字で「時間がかかってあきてきた」とありました。
勾玉は成形だけで40分かかるので、根気勝負!水を付けてキズ消しの作業に入ると集中力が戻る子どもは多いです。
「丸くなるようにがんばりました。むずかしのをせいこうしたから(とてもまんぞく)」(小2)
成功体験の勾玉はきっと、お守りになりますね。
皆さんが選んだ物
石の色 白2、黒3、ピンク3
アクセサリー 紐のペンダント5、テグスのペンダント1、キーホルダー2
午後は管玉づくり。
勾玉づくりに続けて体験された方が、2組3名いました。
初めての方もリピーターの方も今までに無い速さで、一番速い方は管玉本体を40分で作り終えてしまいました。
5才の女の子が最後でした。ブレスレットのビーズを通している時、皆帰ってしまったので焦ったのか、お母様が時間通りだからいいよと励ましてました。
ピンクが大好きという女の子。笑顔で終えて良かったー。
皆さんが選んだ物
石の色 白3、黒3、ピンク2
アクセサリー ブレスレット2、ストラップ3、ネックレス2、チャーム1
撮影に快く応じてくださった皆さま、ありがとうございます。
以前に作った作品を持ってきてくれた方は作品を一緒に撮らせてもらいました。
埴輪づくりで「しだみこちゃん埴輪」を作った方が、余った粘土でミニしだみこちゃんを作ったというので写真を見せてもらいました。それを撮らせてもらいました。
喜びと共に、この活動を続けられる事に感謝です。
作品写真

