弥生三月のはじまりは最高気温が20℃となる陽気の中で、72名が体験されました。
「体験!弥生ムラ」ではミュージアム内の水田で収穫した米を弥生土器で炊く実演など、朝日遺跡ならではのイベントを目当てに朝早くから大勢の来館者でにぎわいました。
朝日遺跡では「玉つくり工房」の跡があり、ヒスイ製の勾玉や玉製品を製作する工具が出土しています。体験では、滑石(かっせき)という軟らかい石を紙やすりで削って磨き、勾玉を作ります。
体験の一番乗りは中学生の男の子たち。柔道クラブのお仲間ということで、ゴシゴシと紙やすりで石を削るかと思いきや、慎重な手つきで見本通りの形に仕上げました。
子どもだけでなく親も体験するご家族が多かった今回、ありがたいことに、予想をはるかに上回る体験者数となりました。
1時間ほどかけて制作した作品は、温もりが伝わる丸い勾玉となりました。
飛行機の音に上空を見上げるとブルーインパルスが! 私は見逃したのですが、明日の本番に向けてのテスト飛行で、五輪を描いたりしたそうです。写真で見る青空には、飛行機雲の名残りらしきものが写っていました。
最後に快く撮影に応じてくださった皆さま、素敵な笑顔をありがとうございます。
次は「弥生こどもの日」、また来てくださいね😊