夏休みも残りわずかとなり、夏休み体験学習の最後は学び舎に通う生徒さんです。小学生7名と中学生4名、大人1名の12名が埴輪づくりを体験されました。
4種類のなかから皆さんが選んだ埴輪は、馬ひき埴輪 5、盾持ち人埴輪 3、鶏形埴輪2、しだみこちゃん埴輪2でした。
アンケートには、
「ベルトをうまく作れたから」とてもうまくつくれた(中2・馬ひき埴輪)
「かわいくて、たのしかったです」(大人・馬ひき埴輪)
「にわとりのかおがむずかしかった。時間がのこってなくて、あしがつくれなかった」(小3・鶏形埴輪)
「たてがうまくつくれました。つばのいちをあわせるのがむずかしかった」(中1・盾持ち人埴輪)
「自分の思っていたよりも上手にできたから」とても満足(中2・しだみこちゃん埴輪)
「かんせいがすごかったから」とても満足(小4・鶏形埴輪)
「つけるところがたいへんだった」(中1・盾持ち人埴輪)
「刀などたくさんのそうしょく品が作れたから」とてもうまく作れた(小5・盾持ち人埴輪)
と書いてくれました。
全体的に、粘土の塊をローラーで延ばす作業は順調に進んで、細かいパーツを上手に作り、接着も丁寧に行っていました。
馬ひき埴輪のベルトは粘土をひも状に伸ばして作ります。均一な太さにするのが難しい作業です。「粘土ひも」を上手に作り、きれいに接着できたので、ベルトの模様もきれいに付けることができました。
勾玉を持ったしだみこちゃんは、見本通りに襟を描いてくれました。朝鮮半島の民俗衣装チマチョゴリに似たドレスを着ているのですが、襟は忘れがちなのです。小さなお顔もかわいく描けています。
最後まで鶏埴輪の制作に励んでいた子が足を作れなかったのは、ごめんなさい。実際は、他の子たちが予定より早く終えたので、時間はありました。顔のパーツがバランス良くできていて、感心しました。
中国と書かれた盾を持った盾持ち人埴輪作った子とハートを持ったしだみこちゃん埴輪を作った子は仲良しさん。しだみこちゃんの背中には日本国旗が付けてあります。
「またきてね!!」(中2)
来年もいっしょに体験しましょう!!
私たちも、とても楽しい体験でした。ありがとうございました。

