2025年11月11日(火)晴天の中、4名で佐紀古墳群を探訪しました。
次の写真はウワナベ古墳の周壕と前方部です。
まずは近鉄新大宮駅からタクシーで航空自衛隊幹部候補生学校前まで移動し、東に隣接するウワナベ古墳を一周したのち、西に隣接するコナベ古墳をめぐりました。この二基の古墳は4世紀後半の巨大前方後円墳であり、前方部を南に向けています。これらからは埴輪が出土しており、周壕には野鳥の姿も見られました。
バスで大和西大寺駅まで行き、駅内にてランチ。そのあと近鉄京都線に乗り平城駅へ移動。駅を出てすぐの五叉路から成務天皇陵に行き参拝、成務陵の東隣は垂仁天皇皇后日葉酢媛命陵で、濠の水は白く濁っており特異なものを感じました。このあたりとても静かな環境が保たれていて、近くに住む方の話で、住み心地の良さを知ることができました。
近くの称徳天皇陵の前を通り、踏切を渡って少し行くと、いよいよ仲哀天皇皇后神功皇后陵(五社神 [ごさし] 古墳)です。2008年に16学協会による古墳への立ち入り観察が行われ、造り出しの有無、周濠の段差、埴輪列の状態などが調べられました。しばらくの休憩後、最終目的地 秋篠寺へ向かい、境内を参拝見学。ここでは芸能の女神として信仰されている国内唯一の伎芸天立像を落ち着いて見ることができました。首を傾けた表情が忘れがたい像でした(撮影禁止)。また苔に覆われた境内は、ひっそりと静寂な雰囲気に包まれていました。
近鉄アーバンライナー内での夕食メニュー。
ここで佐紀の地名にちなんだ万葉歌を一つ。
をみなへし佐紀沢に生ふる 花かつみかつても知らぬ恋もするかも 中臣郎女 (巻4-675)
(女郎花の咲き――佐紀の沢にはえる花かつみ、かつてまったく経験しなかった恋もするのですね。)
(かつみ=マコモ、はなかつみ=アヤメか) [これは大伴家持に贈った歌です。]
今回、佐紀の前方後円墳を訪ね、ヤマト政権の三輪から佐紀へ、そしてその後河内へと交替していった歴史の流れを感じました。
佐紀古墳群にある大型前方後円墳の概要
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参考: 「ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群」(新泉社、今尾文昭2014)
以上、はじめて4人そろった新イケメンクラブによる古墳巡りでした。


